新理事からのごあいさつ

前号でもお伝えしましたが、6月末をもって3人の理事が勇退。7月から2人の理事が新たに就任しました。そこで、おふたりに自身の研究と理事としての抱負について寄稿いただきました。

高齢者の権利擁護をライフワークに活動

理事 佐P美惠子

現在、非常勤講師として社会福祉学科や看護学科などで学生の学びを支援したり、シルバーボランティア研究会の世話人をしながら、高齢期の豊かな暮らし、そして看取りを考えています。支援が必要な人もその家族も専門職も誰もが尊厳をもって、その人らしく暮らせる社会であることが“豊かさ”の姿だと考えます。豊かな地域(施設も含めた)づくりのために、市民として専門職として、今できる活動をしたいと思っています。そのひとつとしてO-ネットの理事をお引き受けいたしました。

これまで、保健師として勤務した後に、老年看護学の教員として10年余り勤務し、学生の実習指導等をとおして施設ケアの良さと難しさを学びました。それらの経験とともに保健師時代からの課題である認知症ケアや高齢者虐待防止について、現場の専門職や行政関係者と活動を続けています。高齢者虐待防止ネットワークづくりや認知症ケア、第三者委員活動などの研修にかかわっていきたいと思います。今後はO-ネットの理事としても、高齢期の権利擁護などに関わっていくことができればと考えております。よろしくお願いいたします。

市民活動に強い関心、経験役立てたい

理事 藤谷忠昭

8年前、活動の内容を教えてもらいに伺ったのが、この機構との出会いです。やってみるとよく理解できますよという言葉に誘われ、講習だけでも思っていたのですが、少しだけオンブズマン活動もしてみよう、そうだユニット型の施設も、いやもうひと施設をと続けているうちに5年お世話になりました。続けたかったのですが、本業忙しく、活動はお休みをいただいております。

普段は、相愛大学で社会学の教員をしております。これまで市民社会と公的組織内部との意識のズレについて、考えてきました。対象は行政組織が多く、いまは軍事で揺れる沖縄の市町村へ出向くことが多いのですが、高齢者施設と市民活動の関係にも引き続き、強い関心を持っております。

現在の理事の先生方、また退任された先生方には到底及びませんが、これまでの乏しい経験を活かし、機構の運営、また活動されるみなさま、ひいては高齢者施設、なにより入居されているみなさんに少しでもお役に立てるよう努めるつもりです。どうかよろしくお願いいたします。

(2013年11月)