オンブズマン活動を軸に、
シンクタンク機能をフルに発揮して
多彩な活動を展開

1.市民オンブズマンの養成

体験実習の様子

毎年「オンブズマン養成講座」を開講し、専門知識と市民感覚を併せ持つオンブズマンを養成します。講座では、「介護保険制度の趣旨とそのしくみ」「施設介護の現状と運営基準など知っておきたいポイント」「高齢者の特性・認知症」「オンブズマンに必要な心構えと活動の実際」などについて、講義・グループワーク・体験実習を通して学んでいきます。


2.オンブズマン活動

聴き取りの様子

「告発型ではなく橋渡し役」を基本スタイルに、機構が契約した高齢者介護施設を月2回訪れ、施設に入居している利用者の話し相手になりながらニーズを聴き取り、施設に伝えたり、改善・実現のための提案を行ったりします。担当施設をオンブズマン2人で訪問し、複眼で観察して聴き取りにあたります。

現在、約80名の市民オンブズマンが大阪・兵庫・奈良の約40か所の高齢者介護施設において、ボランティアで活動を展開しています。

3.施設職員研修

施設職員リーダー研修の様子

施設関係者と機構関係者がタイアップして練り上げるユニークな研修です。介護現場で中心となる職員の資質向上を図ることを目的に、役割の再確認、認知症高齢者への適切な対応、施設内虐待の防止、車椅子やトランスファーについての知識など、介護現場に必要な考え方やノウハウを学びます。オンブズマン活動を通して蓄積してきた経験や対応事例を生かし、オンブズマンが利用者の声に耳を傾ける大切さや感性を磨くきっかけづくりも伝えます。

4.広報・啓発事業

広報・啓発事業の様子

会報『O-ネット通信』や『オンブズマン活動実績』をはじめとする活動報告書・研究報告書の発行、介護関連の事柄をテーマとした『O-ネットセミナー』の開催などを通して、高齢者介護に関する情報提供・社会発信を行っています。

『オンブズマン活動と“第三者評価”の違いを探る』『介護保険制度見直しについての施設長アンケート調査結果報告』など、機構ならではの独自性の高い冊子を多数発行しています